ぶどうのウイルスフリーについて

ぶどうのウイルスフリーについて

ぶどうにはさまざまなウイルス病があり、生育や果実の品質に影響を及ぼすことがあります。
健全で安心して栽培できる苗木をお届けするため、ウイルス検定を行い、無毒化された苗木の生産・供給に取り組んでいます。

全国的に果樹のウイルスについての問題が重要視されております。ぶどうにつきましても20種類以上のウイルスが確認されております。これらがぶどうに対しての様々な影響をおよぼすと言われております。現在、ぶどうでは次の4種類のウイルスが果実栽培に悪影響をおよぼしていると言われております。

  • リーフロール(葉巻病)
  • フレック(葉に斑点)
  • コーキーバーク(幹のコルク化)
  • ファンリーフ(縮葉病)

山形県ぶどう苗木生産協議会としては、これら現状をふまえながら、昭和55年度よりぶどうウイルス病無毒化の為の勉強会を重ねてまいりました。従来の熱処理によりまず無毒化の方法も検討しましたが、熱処理、増殖苗木生産など長期間を必要とするため、栽培者の方々にいち早く供給出来ないことから、生長点組織培養の方法を取り入れました。この方法は、植物の生長点約0.2mm位のところではウイルス病が繁殖できない植物の生理を利用して、生長点を培養し増殖するものであります。

民間のウイルス研究所のご好意により、生長点組織培養の増殖に成功いたし、これらを苗木生産し、ここに販売するものであります。組織培養した苗木からは100%、リーフロールフレックが無毒化しているとの報告もあります。

それらを立証する為に、組織培養苗の品種及び台木のウイルス検定を日本果樹種苗協会の協力により、植物防疫所によりますウイルス検定を行いました。これは国の機関で行うものでありますから信用性は高く、国の「お墨付き」をいただくものであります。主要28品種晴れて合格いたし、下記の合格証明証をいただいております。
山形県ぶどう苗木生産者協議会では、組織培養苗をGMP(G…ブドウ(Grape)M…生長点組織(Meristem)P…(Propagation))として統一保証票を附する事にいたしました。
さらに再検定に合格し無毒苗木を自信をもって供給いたします。

ウイルス検定合格証明証